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住宅の鍵 カギテック

認知症などによる徘徊防止対策で鍵取付・効果的な方法は

 徘徊防止対策の効果的な方法      

徘徊防止の鍵 老夫婦

認知症による「徘徊」は、大切なご家族に、事故やケガなど、さまざまな危険を及ぼす可能性があります。
早く保護することが出来ないと、衰弱したり、交通事故に遭うおそれもあります。
また、ご近所や警察を巻き込む可能性があり、介護するご家族にとっても大きなストレスの原因になってしまいます。
介護するご家族にかかる負担はかなり大きく、被介護者や介護者の体調にも影響を及ぼす恐れがあります。
そういった負担を少しでも軽くするための方法とはなんでしょうか?
徘徊防止を防ぐ・早く保護できる方法をご紹介していきます。

GPSを使ってスマートフォンで位置を確認

徘徊防止対策の鍵 GPS

最近では、GPSと呼ばれる位置情報を発信してくれる機械があります。
スマートホン本体にもそういった機能があり、普段から、携帯電話を普段から持ち歩く方なら、GPSで追跡出来るように設定(見守りアプリ)するのも有効です。
またGPSタグをスマートホンと連動させて、普段から身に着けている靴や服などに、小型の物GPS発信機を忍ばせておくことで追跡することも可能です。
こういったスマホの機能を使えば、徘徊されてしまってもスマホなどで後から位置を把握することが可能です。

人感センサーやマグネットセンサーなどで扉の開閉を感知

徘徊防止の鍵 人感センサー

夜中に知らない間に、徘徊してしまって、警察に保護されて連絡が来たり、ご近所の方が保護してくれて、連れ戻してくれたりすることはよくある事かもしれません。
就寝中や、家事をしているとき、気づいたら玄関が開いて徘徊されていたという事もあります。
防犯対策でよく使用される人感センサーアラームやマグネットセンサーアラームもこういった徘徊防止に有効かもしれません。
ホームセンターやネットショップなどで、防犯グッズ・徘徊防止グッズとして販売されていることもあり、設置も両面テープなどで簡単にできるものがあります。
人感センサーアラームなら、玄関に行くと音で知らせてくれます。
マグネットセンサーアラームなら、扉が開くとアラームが鳴ります。
徘徊する手前で知らせてくれるので、効果は大きいと思われます。

そのほか、各自治体でこういった認知症や徘徊について相談できる部署に相談して適切なアドバイスもらうのも方法です。
認知症高齢者等の見守り・SOSネットワーク
また、警備会社などの見守りサービスに加入するなど、費はかかりますが、様々なサービスを受ける方法もあります。

 徘徊防止対策で効果がありそうな鍵      

認知症による徘徊防止対策で、比較的簡単に効果がある方法で、鍵の取り付けや交換を行という選択肢もあります。
ただ、適切な場所に適切な鍵を取付けなければ、効果は見込めません。
鍵を取り付ける場所によっても、鍵の種類が変わってきます。
徘徊防止対策に有効な鍵、取付ける場所によってどういった種類の鍵を設置したほうが良いかなど、ご紹介したいと思います。

サムターンが取れるタイプ

脱着式サムターン 脱着式サムターン脱着式2

最近の新しい住宅の玄関扉などによく標準で取り付けられていますが、玄関扉の室内側、二重ロックの下側のサムターンが取外しできるタイプがあります。
こういったタイプであれば、室内側からだと、施錠してからサムターンを外しておくと有効です。
また、室外側からだと、サムターンを外して外から鍵で施錠することもできます。
元々このタイプがついている玄関扉だと、これだけで十分だと思います。
ただ、脱着したサムターンを紛失した場合や、緊急時の室内側からの解錠には注意が必要です。

同じようなサムターン脱着式の鍵

カケン補助錠 徘徊防止

カケン販売の補助錠です。
室外側には鍵穴があって、室内側は黒い部分が脱着可能です。
補助錠なので扉を加工して取り付ける必要があります。
開き扉にのみ対応できます。

ミワNDS

美和ロックの補助錠です。
黒いツマミの部分が脱着可能です。
取付には加工が必要です。
かなりコンパクトなので扉の枠が狭いところ、勝手口などにも取付することが可能です。
デッドボルトが鎌タイプになっているので、引き戸(横にスライドして開ける扉)にも取付可能です。
開き扉にも取付できる、万能タイプです。

加工なしで鍵の取付できるタイプ

シリンダータイプに取替

室内側の既存のサムターンを室外側のシリンダーキーと同じタイプに交換することで、室内側からでも鍵がないと開錠できなくなります。
この場合だと、加工なしで取替することが出来ます。
各メーカーの形式のあったシリンダーに交換するだけです。
ただ、錠前の形式によっては対応していないものもあります。
外側の鍵と、室内側の鍵を同一キーにすると利便性が上がります。
ただ、鍵を紛失した場合や、緊急時の室内側からの解錠には注意が必要です。

同じような加工なしで鍵の取り付け出来るタイプ

kaba セーフティーサムターン 徘徊防止

カバ製の取替用サムターンです。
各メーカーの型式にあったものを選択すると加工なしで交換することが出来ます。
鍵で管理するのですが、鍵を回して在宅モードにすると通常のサムターンとして使用できます。
外出モードにすると、サムターンが空回りする仕組みです。
開き扉や引き戸などにも使用することが出来ますが、現在付いている鍵のメーカー、型番が対応している物に限られてきます。

暗証番号式のタイプ

キーレックス500両面ボタン

キーレックス製の暗証番号式の補助錠です。
室内側、室外側ともに暗証番号で開錠します。
補助錠なので扉を加工して取り付ける必要があります。
鍵を持たなくてよいので大変便利です。
ただ、暗証番号を忘れた場合や、緊急時の室内側からの解錠には注意が必要です。
開き扉にのみ対応できます。

キーレックス両面ボタン800

こちらもキーレックス製の暗証番号式の補助錠です。
室内側、室外側ともに暗証番号で開錠します。
自動施錠タイプなので扉が閉まると施錠します。
補助錠なので扉を加工して取り付ける必要があります。
鍵を持たなくてよいので大変便利です。
鎌錠タイプなので引き戸にも取付することが出来ます。

窓のクレセントの鍵

鍵付き クレセント

玄関や勝手口だけではなく、窓にも対策する必要があるときに有効です。
万能型なので、加工なしで取付できるように設計されています。
鍵を回すことでクレセントが固定されて動かすことが出来ません。
クレセントがついている窓に取付することが出来ます。

徘徊防止対策の効果的な方法をご紹介していると、防犯対策にも通じていると感じることが出来ます。
徘徊防止対策の鍵取付、交換はお任せください。

防犯対策のポイント

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